災害対策

 先日、不妊治療関連の学会に日帰りで慌しいながらも出席してきました。

医学的に勉強になるお話も多々ありましたが、生殖医療従事者向けの危機管理対策、という興味深いシンポジウムがあり、機器メーカーや保険会社の方など他業界の方々のお話を聞くことができました。この10年間の様々な天災時の事例を踏まえた内容でした。

近年、地震だけでなく水害など様々な天災が続いています。当院でも10年前の開院から、培養器の転倒防止対策や、非常電源の設置、防災訓練など考えられる対策は取ってきました。

 停電になった場合、非常電源が作動している間に培養中の胚を凍結して液体窒素タンクに保存することになるのですが、非常電源の使用量を減らすためのコツや、見落としがちな照明の確保、凍結タンク用の液体窒素を余裕を持って備蓄することなど大変参考になりました。

 非常時における当院の強みは私と複数名の培養士が徒歩圏内に住んでいることと思っております。

 可能な限りお預りしている大切な受精卵や精子を守れるよう、再度非常時の対策を確認する良い機会になりました。

 

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