年度末にあたり

年度末にあたり
年度末でお忙しいかたも多いかと思います。 緊急事態宣言解除に伴い、以前のように、不妊治療中の方は検査日以外でも夫婦でご来院頂けるように致しました。引き続き、不織布マスクの適切な着用、検温、手指消毒についてはご協力お願い申し上げます。暖かい日が増えて、しばらくは院内換気を常時していても快適にお過ごし頂けると思います。   年度末ですので、不妊治療助成金の今年度中の申請がないか、今一度ご確認ください。即日お渡しは難しい場合が多いので、お早めにお願いします。 1月から、助成金制度が拡充されたことはご存知の方も多いかと思います。先日、保険制度の導入と勘違いされている方もおられましたが、残念ながらそちらについては早くても1年以上はかかるのではないでしょうか…   オリンピックが開催される場合、道路や交通機関の混雑を考えて、オリンピックイヤーに合わせた7月、8月の祝日は休診とする予定です。そのかわり、5月の連休は5月1、2、3日は昼までの不妊外来、体外受精治療は行う予定です。クリニックにも近日中に掲載致します

2020の終わりに

2020の終わりに
世界中の人々が、予測がつかない状況に翻弄された2020年。   三月以降、コロナ禍での診療のあり方をその時々の状態応じて模索しなくてはならなかったものの、振り返ってみると、その前から計画していた日曜診療の開始、タイムラプス培養器の導入、着床前診断の臨床研究参加などを予定通り進めることができました。思うように気晴らしもできない中、スタッフの皆がそれぞれの立場で奮闘してくれたおかげです。特に着床前診断は、昨年から胚培養士が内外で準備を重ねてきた成果があがり、安定して結果を重ねております。   タイムラプス培養器は、受精卵に負担をかけずに受精確認をしたり、胚発生のより細かい情報を得るのに大変有用です。適切なタイミングに着床前診断のための胚生検をするには欠かせない機器です。患者様にご自分の受精卵の分割の様子をお見せすることもでき、大変喜んで頂いております。   不妊治療をとりまく社会的な状況にも様々な変化がありました。テレワークの導入により、コロナ禍以前と比べてむしろ通院しやすくなった方もおられます。

菅さん、本当に保険適応にできるのですか?

菅さん、本当に保険適応にできるのですか?
 やっと猛烈な暑さから解放されて、気持ちよく窓が開けられるようになりました。  今年からタイムラプス培養器を導入したことにより、患者様にリアルタイムで状態を見て頂けるだけでなく、これまで以上に胚一つ一つがどのような状態であったのかを受精卵への負担を最小限にしつつ評価できるようになりました。  新しい内閣が始動し、目玉政策の一つとして不妊治療の負担軽減策が挙げられていることに、皆様も注目されていることと思います。  現在、不妊検査や排卵誘発剤の一部は保険適応となっていますが、体外受精や胚凍結などの生殖補助医療は自費診療となっています。これに対して自治体ごとの助成金制度がありますが、年齢、回数、所得に制限があります。東京都は初回30万円、所得制限も課税所得が905万円と他の自治体より手厚くなっています。しかし、地方と比べて住居、生活にかかる費用が高いため、所得制限で貰えない方も、短期間に集中してかかる治療費用の負担が大きいのは確かです。  保険適応については過去に話が出ては消えてということを繰り返

メルク社のタイムラプスインキュベーターを導入しました

メルク社のタイムラプスインキュベーターを導入しました
 緊急事態宣言は解除されましたが、換気、患者さま毎の内診台の消毒、職員の感染防御の取り組みは継続して参ります。  COVID-19問題が起きる前から、導入準備をしておりましたメルク社のタイムラプスインキュベーターが稼働開始致しました。これまでもデスクトップ型の安定したインキュベーターを使用しておりましたが、タイムラプスインキュベーターでは、受精卵を外に出すことなく、分割の進行状態が間欠的に画像記録されており、培養室でも外来診察室でもリアルタイムで確認できます。  凍結、着床前診断のためのサンプリング、核の成熟が遅れた場合の顕微受精のタイミングなど、卵に負担をかけずに最適なタイミングを見極めることができます      

清々しい季節ですが…

清々しい季節ですが…
 Covid19対策で、皆様のご家庭と同じく、当院で換気に気をつけています。これまでも、フロア毎に5か所についている換気スイッチは常につけていましたが、この春から窓を5か所開けて、問診室のドアも開けた状態で診療しております。プライバシーのことを考慮して中待合を使用せず、お一人ずつ診療を完結する様にゆったり診療しております。この方が、内診台の消毒もお一人出るごとにできますので、安心して診療を受けていただけると存じます。  日曜外来を始めたことで、土曜日の患者様を分散することができるので、covidが収束しても余裕を持って診療できるかと思います。  窓を開けてみたら思いの外気持ちよく、前から開けておけば良かったと思います。  真夏になったら、気持ち良いとばかり言っていられないかもしれませんが、完全に収束するまでは多少冷暖房効率が悪くてもある程度このスタイルを続けることになりそうです。

2019年度の治療成績のお知らせ

2019年度の治療成績のお知らせ
2019年の凍結胚移植1回あたりの妊娠率をお知らせします。 20〜29歳 50.0% 30〜34歳 49.4% 35〜39歳 44.0% 40〜42歳 37.3% 43〜47歳 12.0% 新型コロナ肺炎の影響で、移植をお休みされている方もおられるかと思います。 今回は移植時の年齢で出した成績ですが、移植時より採卵時の年齢が結果に大きく影響します。 少し長く胚移植や人工授精をお休みする可能性がある方は、採卵と胚凍結をしておくことも、選択肢のひとつです。 院内は通常よりさらに換気をよくし、お一人診察する度にに扉の取手や内診台を消毒するなど、細心の注意を払っております。 職員が感染しないことが患者様を守ることにつながる、ということを心して過ごして参ります。...

感染防止にご協力頂きありがとうございます

感染防止にご協力頂きありがとうございます
感染防止にご協力頂きありがとうございます   先日掲載した新型コロナウィルス関連のお知らせは、ご覧頂いているかと存じます。 「受精卵を貯めていき、胚移植再開の時期は情勢をみながら」、という方もおられますし、思っていた以上に、「感染リスクを避けながら、このまま治療を継続したい」という方が多いようです。    それだけ皆さまのお気持ちは切実なのだと思います。  治療をお受けするからには、クリニックとしてもできうる限り注意を払って参ります。  患者様にはマスク着用や、来院時の手指消毒にご協力頂きありがとうございます。  この週末、外来のレイアウトも再考しました。テーブルに置いてあったパンフレットや雑誌類、子連れ時間帯に人気者だったぬいぐるみや絵本は一旦撤収させて頂きました。椅子も少し減らして間隔を空けて設置しました。私どもも楽しみにしております、卒業される患者様の感想文のファイルは残しましたので、閲覧前後に手指消毒していただけるよう、消毒ジェルをすぐ横に設置致しました。筆記用具はできるだけご自分の

不育症助成金制度が始まります

不育症助成金制度が始まります
2020年1月から、東京都の不育症診療に対する助成金制度が始まります。 習慣流産と診断された患者様を対象として、各種血液凝固関連の血液検査や末梢血染色体検査などの検査費用が、保険・自費に関わらず上限5万円まで給付されます。   遡って、今年の4月以降の検査についても申請できます。 不育症検査を受けられた方は、次回受診時に受付事務にお尋ねください。  ...

災害対策

災害対策
 先日、不妊治療関連の学会に日帰りで慌しいながらも出席してきました。 医学的に勉強になるお話も多々ありましたが、生殖医療従事者向けの危機管理対策、という興味深いシンポジウムがあり、機器メーカーや保険会社の方など他業界の方々のお話を聞くことができました。この10年間の様々な天災時の事例を踏まえた内容でした。 近年、地震だけでなく水害など様々な天災が続いています。当院でも10年前の開院から、培養器の転倒防止対策や、非常電源の設置、防災訓練など考えられる対策は取ってきました。  停電になった場合、非常電源が作動している間に培養中の胚を凍結して液体窒素タンクに保存することになるのですが、非常電源の使用量を減らすためのコツや、見落としがちな照明の確保、凍結タンク用の液体窒素を余裕を持って備蓄することなど大変参考になりました。  非常時における当院の強みは私と複数名の培養士が徒歩圏内に住んでいることと思っております。  可能な限りお預りしている大切な受精卵や精子を守れるよう、再度非常時の対策を確認する良い機会

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